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校内人気No1少女に変身。。。第1話

沙耶が彼氏と別れたらしい。
沙耶は俺の幼なじみで、沙耶の彼氏は俺の親友だ。
そんなわけで、別れた理由なんぞも耳にした。
別れた理由は、俺の親友が浮気して深みにはまって、沙耶に別れ話を持っていったという、まあ、世間一般にあるありふれた理由だ。
一方的に俺の親友の方が悪い。
沙耶はとびっきりの美人で、といっても、冷たい感じではなく、可愛い系で、スタイルもメリハリがあり、しかも、ちょっと天然ぽいところが若干ある、優しいモテ度抜群の女の子である。
ちなみに、アングラ投票の校内人気No1だったりする。

「え~ん。シロー、私ってそんなに魅力ないのかな~」と電話で泣きついてきた時には、俺は信じられなかった。誰だってそうだと思うと思う。
俺の親友からも話を聞いたが、魔が差した出来事としか言いようがない。
沙耶があまりにも魅力的すぎたということも、原因の一つなのだが、沙耶には説明のしようがない。
次の日が、日曜なので会う約束をして電話を切る。
「う~~~ん。」

次の日、目が覚めると、股間にあるべきものがない!
いつものごとく、女の子に変身してしまっていた。
やべ~。今日は沙耶と会う約束しているのに!
ガバッとベットを飛び出して、部屋の壁に備え付けの大鏡を見る。
「・・・」
そこに写っていたのは沙耶だった。


校内人気No1少女に変身。。。第2話

第1話からお読み下さい

下の階から、
「シローちゃん、起きたの~?朝ご飯食べよ~♪」
と、いつもの明るいお袋の声が聞こえる。

「あら、沙耶ちゃんじゃない。久しぶりね。」とお袋。
そう、小学校の低学年までは、よく沙耶に変身していた。俺がこういう体質なので、学校をよく休み、沙耶はプリントなどを持ってよく家まで見舞いにも来てくれた。
高校に入ってからは変身したことはなかったが、中学の頃までは、たまに変身することがあり、お袋とも顔なじみだ。
俺はちょっと複雑な気分だ。
女の子に変身しての秘密の体験も、相手が沙耶だと気が引ける。
鑑賞会にしても罪悪感があって、する気になれないような、したいような。。。
俺は黙ってパクパクとトーストを口に運ぶ。
「あらあら。どうしたのかなぁ~?」とお袋が笑いながら視線を向ける。
「・・・」俺のひそかな楽しみがバレバレなのかもしれない。
おもわず、ちょっと顔を赤らめる。
「どうでもいいだろ。それよか、今日も仕事なのかよ?」
「お母さんにいて欲しい?」そういって笑いながら俺の顔を覗き込む。
「いや、そういう訳じゃないけどさ。」どう見ても20台前半&美人のお袋の顔が近づき、ちょっとしどろもどろになる。俺、何慌ててるんだろ。
お袋のからかいには勝てない。

そうこうしている内に、お袋は仕事に出かけた。
休みは不定期なのだ。

校内人気No1少女に変身。。。第3話

第1話からお読み下さい

ところで、沙耶との約束なのだが、会う約束をしたその本人に変身してしまったのだ。会えるわけがない。
俺はふ~とため息をつき、沙耶にメールを送る。
「ごめん。熱を出して寝込んでる。今日の約束キャンセルさせて。m(_ _)m」

「大丈夫?約束はどうでもいいけど、熱高いの?」と返信。
「高熱って訳じゃないけど、めまいがひどくて。。。」と返信する。
「うん。わかった。お大事にね。。。」と返信。

俺はなんともブルーな気分になり、ベットにゴロンと寝転がり、ぼ~っと考えごとをした。
『いったい、実在の女の子に変身してしまうって、どういうことなんだろ?』
これまでに変身した女の子を思い出す。
中には知らない女の子もいたが、ほとんどは、どちらかというと、仲がいい女の子ばかりだ。
『俺の欲望なのかなぁ・・・』
1~2時間、ぼーっとしていると、チャイムが鳴る。カーテンの隙間から玄関を見ると、
買い物袋を持った沙耶の姿があった。
『やばい!』この姿を沙耶に見せるわけにはいかない。
居留守を決め込む。

沙耶は、チャイムを鳴らしても音沙汰ないので、いったん帰りかけたが、引き返して、玄関ずっと横の植木蜂の下から、鍵を取り出す。
俺は小さいころ鍵っ子だったので、忘れた時のために、そこに鍵を隠しておくのが習慣になっていた。沙耶を小さい頃家に誘った時に、そこに鍵を置いていたのを思い出したのだろう。
俺は慌てたが、逃げも隠れもできない。
玄関が開き、
「こんにちは~。シロー君、大丈夫?」と沙耶の声がする。
俺はオロオロとした挙句、布団にもぐり込む。

校内人気No1少女に変身。。。第4話

第1話からお読み下さい

沙耶は、恐る恐る「失礼しま~す」と言って、家に上がる。
シローの部屋を知っているので、階段を上がってくる。
「シロー君、いる?具合どお?」

「不法侵入だろ!」と突っ込みを入れたいが、女の声で答えるわけにいかない。
どうしよう????
ついに部屋のドアが開く。

「へへー。ごめんね。心配だったから。顔見たらすぐ帰るからね。」と言って、ドアの隙間から顔をのぞかす。
「果物買ってきたんだよ~」と沙耶。
「・・・」と返事ができない俺。
布団にもぐりこんだままの俺に近づく
「・・・どうしたの?」と沙耶が近づく。
俺はどうしようと心臓がバクバクだ。

沙耶は布団に手をかけ、軽くめくろうとする。
俺はめくられまいと力を入れる。
一瞬、その状態が続き、俺はあきらめた。
俺は静かに布団をめくって顔を出すと、こちらを心配気に覗き込む、いつもの可愛い沙耶と、目が合った。
沙耶は目が点になった。

沙耶は静かに、ベットに腰掛け、こめかみに手を当てると、
「ん~。これはどういう事かなぁ。これはシロー君のベットだよね。私にそっくりだけどあなたは誰なのかな?」と落ち着いて声をかける。
俺はあきらめて起き上がり、
「どう説明していいかわからないけど、シロー本人だよ」と説明する。
沙耶はしげしげと俺の顔を覗き込む。
「そんなこと信じられないけど、私にそっくり。。。」
毎日、鏡をじっくり見ているので、そっくりというには別次元の、正に同じ顔がそこにある事を理解する。
「理由はわからないけど、今日起きたら変身してたんだ」俺はしどろもどろに沙耶に言い訳する。
沙耶は、俺の顔から胸のあたりに視線を上下させ、腰掛けたベットから立ち上がると、
「ちょっと立って」と冷静な声で俺に言う。
俺は、ぶかぶかのシローのパジャマ姿のまま、沙耶の前に起き上がる。

校内人気No1少女に変身。。。第5話

第1話からお読み下さい

沙耶は俺の袖を引っ張り、大鏡の前に連れて行く。
並んだ姿は瓜二つ。
同じ身長。
同じ胸、腰のボリューム。
同じ顔。
手の長さ、足の長さ、手の形も、みんな一緒だ。
手を掴んで手のひらをのぞく。
手相も同じだ。。。
「う~ん。何がなんだかわからないけど、あなたは私だわ。ほんとにシロー君なの?」

俺は沙耶に、小さい頃から、時々女の子に変身してしまってた事を説明する。
小さい頃は、沙耶に変身したまま、沙耶と遊んでいた事もある。
「ん~。小さい頃、なぜだかシロー君は女の子だって思い込んでいたけど、そのせいだったのね。」
小さい頃の錯覚と思っていた、幼少の色々な思い出がよみがえる。
「ん~。分かった。キミがシロー君だって信じるわ。」
そこで、ちょっと顔を赤らめ、
「・・・よく私に変身しちゃうわけ?」

「いや、ずいぶん久しぶりだよ。小学校以来じゃないかな?」ピンと来てそう答える。
本当は中学時代の沙耶にも変身した事がある。
胸が膨らみ始めた、青い乙女って感じの時代だ。
小さな胸のふくらみかけの感触も覚えている。

「今日はおトイレには行ったの?」沙耶の顔は真っ赤だ。
「・・・うん・・・」
「え~ん。恥ずかしい~よ~。」耳たぶまで赤くなる。
「いや、用をたしただけだから。なるべく見ないようにしてたし。。。」
「うそ!」
「うそじゃないよ」
「じゃあ、見たくなかったの?」
「いや、そういうわけじゃないけど。」
シローには、見て欲しくないのか見て欲しいのか、よく分からない。
沙耶自身も分かっていないのだろう。
「沙耶は可愛いし、美人だし、沙耶の裸は誰だって見たいさ。俺だってどんなに見てみたいか。。。」
沙耶は、俺の目をじっと覗き込む。
そして何か決心したように、
「シロー君だったらいいわ。というか、今は私自身だし。」
目の前にいるのはシローだと理解していても、自分の姿そのものなので、大胆になったのだろう、シローのパジャマを脱がせ始めた。
「えっ、おい」ちょっと俺は慌てる。
「今、シロー君は私なんでしょ。だったら恥ずかしいことないわ♪」
沙耶は、恥ずかしい気持ちもあるが、目の前にした、美しい自分をもっとよく目にしたいと思ったのだ。
シローも、沙耶の服を脱がせ始める。
全裸になった二人の沙耶。
お互いに、「美しい」と思う。
どちらからともなく、抱き合いキスをする。。。
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