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校内人気No1少女に変身。。。第4話

第1話からお読み下さい

沙耶は、恐る恐る「失礼しま~す」と言って、家に上がる。
シローの部屋を知っているので、階段を上がってくる。
「シロー君、いる?具合どお?」

「不法侵入だろ!」と突っ込みを入れたいが、女の声で答えるわけにいかない。
どうしよう????
ついに部屋のドアが開く。

「へへー。ごめんね。心配だったから。顔見たらすぐ帰るからね。」と言って、ドアの隙間から顔をのぞかす。
「果物買ってきたんだよ~」と沙耶。
「・・・」と返事ができない俺。
布団にもぐりこんだままの俺に近づく
「・・・どうしたの?」と沙耶が近づく。
俺はどうしようと心臓がバクバクだ。

沙耶は布団に手をかけ、軽くめくろうとする。
俺はめくられまいと力を入れる。
一瞬、その状態が続き、俺はあきらめた。
俺は静かに布団をめくって顔を出すと、こちらを心配気に覗き込む、いつもの可愛い沙耶と、目が合った。
沙耶は目が点になった。

沙耶は静かに、ベットに腰掛け、こめかみに手を当てると、
「ん~。これはどういう事かなぁ。これはシロー君のベットだよね。私にそっくりだけどあなたは誰なのかな?」と落ち着いて声をかける。
俺はあきらめて起き上がり、
「どう説明していいかわからないけど、シロー本人だよ」と説明する。
沙耶はしげしげと俺の顔を覗き込む。
「そんなこと信じられないけど、私にそっくり。。。」
毎日、鏡をじっくり見ているので、そっくりというには別次元の、正に同じ顔がそこにある事を理解する。
「理由はわからないけど、今日起きたら変身してたんだ」俺はしどろもどろに沙耶に言い訳する。
沙耶は、俺の顔から胸のあたりに視線を上下させ、腰掛けたベットから立ち上がると、
「ちょっと立って」と冷静な声で俺に言う。
俺は、ぶかぶかのシローのパジャマ姿のまま、沙耶の前に起き上がる。
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